マニフィカグループのテーマは“ここ大阪でイタリアを体感する”。イタリアと日本、両国の文化交流をめざし活動しています。
マニフィカ ラ・ムージカ♪では音楽に特化し活動しています。語り継がれてきたイタリアの音楽技術、その全てを体感して下さい!
講師のご紹介
◆講師:Maddalena Calderoni マッダレーナ・カルデローニ
 コンセルバトーリオ卒業後、多くの指揮者や歌手に師事する:シルリ・ヴァレット、ミレッラ・フレーニ、フィオレンツァ・コソット、シモーネ・アライモ、アレッサンドラ・アルゾフ、ニコレッタ・コンティ。近代オペラに関してドロシー・ドロウに師事し、20世紀の歌をテーマにした国際コンクール「ヴァレンティノ・ブッキ」では入賞した。その後、このレパトリーを専門に室内楽アンサンブルで活躍。更にサビリアーノ市の「Laboratorio per giovani Cantanti Lirici」国際コンクール第三回大会では優勝し、モンテコルビーノ国際オペラフェスティバルでは大変な人気を博した。コーラスや室内楽とソリストとして共演するなどイタリア国内だけでなく海外でもコンサートなどで活躍している。有名なオーケストラと共に一流として名高いパルマ市のレージョ劇場、ペルージャ市のモルラ ッキ劇場、モデナ市のカヴァッレリッツァ劇場、ブレーシャ市のグランデ劇場、クレモナ市のポンキエッリ劇場、パヴィア市のフラスキーニ劇場、コモ市の市立劇場、海外ではドイツ、アメリカ合衆国、スペイン、ポルトガル,レバノンや韓国での出演がある。

 また有名な指揮者による上演にも出演したが、数ある共演者としてブルーノ・バルトレッティ、 ドナート・レンツェッティ、レナート・パロンボ、マルコ・ボーニ、舞台監督ではリリアーナ・カヴァーニ、ランベルト・プッジェッリ、マウリッツィオ・シュミットがいる。 2006年~2007年、ソプラノ・リリコ・ドランマーティコに転向後、バス歌手シモーネ・アライモ、ミケーレ・ペルトゥージ、テノール歌手ミロスラフ・ズヴォルスキィ、ヴィンツェンツォ・ラ・スコーラなど、名立たる歌手と数々のガラ・コンサートやオペラに出演する中、ベルリンフィルハーモニー専属歌手も参加する、カール・ ハインツ・シュテフェンス指揮、ブルーノ・マデルナオーケストラ演奏のワーグナー「Wesendonk lieder 」にも出演した。

 2007年にはスイスで行われた「Ruggero Leoncavallo」フェスティバルで偉大な歌手として有名なジュゼッペ・ジャコミニと共演し、7月にはドイツのシュトゥットガルドのラジオ局の室内楽オーケストラとコンサートで共演。2008年、オペラ「Tosca」と「Manon Lescaut」、クルト・ヴェイル作曲「Die Sieben Todsunden」によりソプラノ・ドランマーティコでデビュー。マルコ・ボーニ指揮、ステーファノ・モンティ監督で2009年にオペラ「Jacques」、2010年にはオペラ「Gelsomino nel paese dei bugiardi」の初演キャスト、振付師イズマエル・イーヴォより依頼を受け、ヴェネツィアのビエンナーレ・ダンツァによる舞台「Oxygen」のオープンニングを飾ざった他、近年はTones on the Stones国際フェスティバルにおいてアンドレア・ベルナルド音楽監督による舞台「Fuego Gitano」の中のカルメン役を務めた。

 2011年、「エアライン イカルス」ブライアン カレント作曲に出演。監督はダヴィデ リヴェルモーレ、指揮者ブライアン カレント。2012年「バタフライ エフェクト」企画イズマエル イーヴォ、音楽ルイージ ピッザレオ。2013年、リボルノのゴルドーニ劇場にてカヴァレリア·ルスティカーナ、エジプト・カイロにあるオペラハウスにてガラ・ヴェルディアーノに出演。その他、イタリア、日本、アメリカ、スペイン、ドイツ、スイスにおいて、トスカ、マクベス夫人、アイーダ、レオノーラ(運命の力)、エリサベッタ(ドン カルロ)、マノンレスコー、トゥーランドット、イゾルデ(トリスタンとイゾルデ)を演じる。2014年2月、ゴルドーニ劇場でのガラ・ワーグナーにてゲストとして出演。同劇場にてトスカとしてデビュー。監督はレナート ボナユート、指揮者はステーファノ ロマーニ、カヴァラドッシ役はジャンカルロ マンサルヴェが務めた。8月、トレヴィーゾにてモナコ兄弟の記念日のガラにテノール歌手ルイス チャパと出演。指揮者・ステーファノ ロマーニ、フィラルモニア ヴェネタ オーケストラ。2015年4月、カザフスタンにてカラガンダシンフォニーオーケストラとオペラ講演を行う。

 マッダレーナ カルデローニは数年前より指導にも力を入れており、ヴェルヴァーニア市ではアカデミア創設の一員として活躍し、日本でもベルカントを広げる為にマスターコースやコンサート、公開レッスンを行っている。また、2005年より革新的で国際的な企画を行う協会「アトリエ ラ ヴォーチェ デッラルテ」の芸術監督を務め、主な活動としては「トーン オン ザ ストーンズ」(音楽と踊りの祭典。ベルバーノとオッソラ地域にある採石場を使う独創的なステージ。)、「プレミオ フェドーラ」(インターナショナルコンクール。室内楽作品とダンス音楽の2部門からなる。才能ある若手アーティストの活動や現代アートを広げる目的を持つ。)がある。